低位株(ていいかぶ)とは、株価の低い株式を指す言葉。ボロ株とも言われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E4%BD%8D%E6%A0%AA
一般に500円~300円以下のものを低位株、100円以下のものを超低位株と呼ばれます。
低位株の特徴は少額に見える変動でも、変動率が高いこと。
株価が値上がりする条件の一つとして、株価が安いことがあげられます。
100円株が1000円株になると10倍になります。
例えば、100円株時に100,000円で1000株を購入した場合、10倍になった1000円株時では価値が1,000,000円になります(90万の利益)
一方、ぼろ株はその株価の低さから「倒産」のリスクを考慮する必要があります。
このリスクを踏まえて、少ない投資額でテンバガー(10倍株)を狙うために優良な低位株の保有は一考の余地ありです。
ランド(8918)ってどんな会社?
・特色:横浜と多摩東部地盤のマンション開発業者。権利関係が複雑な物件の調整に注力し再生図る
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/profile/?code=8918.T
・連結事業:【連結事業】再生可能エネルギー関連投資52(85)、他9(-11)、不動産投資39(31)(2019.2)
・市場名:東証1部
・上場年月日:2003年12月19日
・決算:2月末日
・従業員数(単独):7人
神奈川・東京を中心に全国各地にマンションの展開を手掛ける不動産業者です。
上場から17年と長く続いている一方、従業員が7人と非常に少ないですね。
現在の株価は?
コロナの影響下、現在の株価は8円~10円を行き来しています。
それ以前の20円未満の期間が続いているので根っからの超低位株(=ぼろ株)ですね。
安すぎる、、
100株単位なので最安1万円未満で購入できます。
過去のチャート
直近5年の推移です。
20円超から徐々に下がってますね。
直近1年の推移です。
コロナの影響があっても10円前後を行き来してますね。
(コロナの影響でもこれ以上下がりようがないですが、、、)
売上高・営業利益は?
2019
売上高:2,878百万円
営業利益:1,532百万円
2018
売上高:2,244百万円
営業利益:771百万円
2017
売上高:4,372百万円
営業利益:1,352百万円
うーん、、安定していないですね。
一株当たりの利益(EPS)は?
2019
0.92円
2018
0.36円
2017
1.80円
うーん、、安定していないですね
自己資本率は?
2019
82.9%
2018
83.7%
2017
56.8%
これはいい感じです。
不動産業界は自己資本率が低い会社が多いのですが、
ランドは前期の自己資本率82.9%と非常に高いです。
自己資本比率の増加は、他人資本の減少、つまり借入金の減少を意味します。
借入金に依存していないため、経営は安定して資金繰りが楽=安定しているといえます。
一般的に自己資本率が40%を超える企業は潰れないといわれている中で、この点でランドは安定しているといえるでしょう。
まとめ
ランドは株価・売上高諸々で安定していない企業ですが、自己資本率が高く潰れにくい企業になります。
ぼろ株を扱う上で最も気にすべき点は「潰れないこと」ですので、その点でランドはクリアしています。
投資額を抑えてローリスク・ミドルリターンを狙う銘柄として、保有銘柄にいれるのを一考してもよいかもしれませんね。
※オタリアブログは勉強を兼ねて150株買いました笑
コメント