高配当株「FPG(7148)」のご紹介~配当利回り10超え!?~

雑記

2020/4/21時点で配当利回り10.8%の超高配当株です。
ここまで高配当だと心配になりますが、私は「買い」株と考えています!

FPGってどんな会社?

FPGは、主力事業であるリースアレンジメント事業を中心に、毎期2桁成長を8期続けている会社です。
https://www.fpg.jp/
リースアレンジメントってなに??ですが、
具体的には、航空機やコンテナ、船舶をリースしています。
「日本型オペレーティングリース」と呼ばれるビジネスモデルを展開しています。
聞きなれないですよね。

日本型オペレーティングリースってなに?

世界的なLCCの活況により航空機の需要拡大、また国際物流拡大に伴う船舶、コンテナの需要拡大。
しかし、いずれも超高額設備のためどんな企業も一度に大量購入するのは非常にリスキー。とはいえビジネスチャンスを逃したくはない、、。安価に借りれたらよいのに。
という社会的ニーズに応えるビジネスモデルになります。

株式会社矢野研究所には以下のように記載しています。

一般的に航空機、船舶、コンテナ等を対象としたリース契約で、賃借事業者である航空会社、海運会社に対して行われるものである。 オペレーティング・リースで貸し付ける際に、投資組合契約を通じた投資家(事業会社)からの出資金と金融機関からの借り入れによりリースを利用する賃借事業者にとっては、資金調達メリットを生かせるリースという実需面と、投資家にとっては、リース期間満了時にリース物件を再販市場で売却しキャピタルゲインなどによる投資効果を得られる二面性を持った金融商品である。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2258

借り手/貸し手のメリットは?

借り手にとっては、一度にまとまった資金を投入しなくても、事業の継続や発展のために必要な機械や装置が手に入り、事業の投資効率を高められるのがメリット。

一方、貸し手側は、リース料を徴収して収益を得ます。また、貸与するための機械や装置などを購入(=所有)することで、数年間にわたり減価償却が発生し、利益を繰り延べられるという効果も期待できます。

市場規模は?

市場規模は年々大きくなっています。
2015年3115億円
2016年3709億円
2017年4201億円
2018年4532億円
2019年5725億円
2020年6205億円
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2258

私自身もグローバル企業に勤めていますが、この業界は今後成長が期待できると思っています。

評価してみよう

現在の株価は?チャートはどんな感じ?

2020/4/21時点で553円/株です。
下記に直近10年/1年のチャートをはります。
年々増加傾向のものの、2019年から下がり始め、コロナショックでガクッと落ちています。
<直近10年のチャート>

チャート画像

<直近1年のチャート>

チャート画像

売上高:増収傾向

FPGのHPより持ってきました。直近4年間は増収傾向です。
今期はコロナショックのため減収すると思われますが、一時的なものでしょう。

営業利益:増益傾向

同じくFPGのHPより持ってきました。
こちらも増益傾向です。

配当金:増配傾向

同じくFPGのHPより持ってきました。
実は、7年連続増配です。
増配のスピードも速くすごい株主還元です。
配当性向が上がっている以上に配当金が上がっているので、稼ぐ力による増配ということがわかります。

配当性向:安定かつ良好

上図より、2019/9期で46.9%、2020/9期(予想)で52.7%です。
FPGでは株主還元の指標としてDOE15%以上を目標にしております。
2019/9期で15.1%、2020/9期(予想)で15.0%のため達成しています。
日本の上場企業の平均が2%程度みたいなので、かなり高い数値です。

DOEって?

DOE(株主資本配当率)=ROE(自己資本利益率)×配当性向
企業が株主資本に対してどの程度の配当を支払っているかを示す指標。
英語表記「Dividend on equity ratio」の略です。
配当水準を示す指標としては、当期純利益に対する配当額を表す配当性向が一般的ですが、当期純利益は変動幅が大きいため、株主還元の状況を示す指標として近年では株主資本を基準にしたDOEを採用する企業が増えています。

配当利回り:超高配当

2020/4/21時点で配当利回り10.8%の超高配当株です。

コメント

今回はFPGについて調査してみました。

超高配当なので罠銘柄かと思いましたが、増収増益増配の優良企業であることがわかりました。
高額リースのため、景気敏感株かもしれません。
メインとなる航空業がコロナの影響下で受注増に繋がらないということが、今回のコロナショックでの大きく下がった要因でしょうか。

時間に余裕ができたら経営者についても見てみます。

オタリアブログ的には「買い」です。
給料日なったら買うぞ~!

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